天馬グループの企業理念

天馬グループは、2024年 社是を土台としてパーパスと大切にする価値観を制定し、理念体系を整備しました。
今後は、この企業理念を全ての事業活動の起点とし、グループ一丸となって企業価値向上に取り組んでいきます。

天馬グループの理念体系

社是

信・望・愛
創業の精神 ~人が人らしく生きるために~

当社は終戦後の日本にあって、国民が復興に向けて歩み出してまもない1949年に、日本での事業を夢見て韓国から日本に渡った創業者である金田忠雄と金田保彦により太洋商事として設立されました。
物資不足により、多くの国民の生活が苦しいものであった時代に、「人が人らしく生きるために」という思いから、人々の暮らしをより豊かに、より幸せにするために、本質的な豊かさに寄与する「ものづくり」に励むことを、自身が復興に貢献できることの一つとして当社の設立に至りました。

その後、金田保彦がはじめて渡米した際、飛行機の中で出されたプラスチック製のコップを見て、軽量性と耐久性の両方を持ち合わせたプラスチックの利便性が、多くの他の素材に取って代る時代が必ず来るという確信を持つに至り、当社においてプラスチック成形を行うこととしました。
日本が復興から経済成長へと向かう中、プラスチックの利便性が広く受け入れられ、それまでガラスやブリキ等で作られていた多くの生活用品がプラスチック製品に置き換わり、当社もまた、プラスチックに特化した日用品メーカーとして成長しました。

クリスチャンである創業者は、聖書の価値観を当社の経営においての土台とし、「人が人らしく生きるために」という思いを重ね、聖書のコリント人への手紙第一 13章から「信・望・愛」という形で当社の社是としました。
人は決して一人で生きるものではなく、他の人を愛し、また愛されるものであることこそ「人が人らしく生きる」根源であるという創業者の思いを引き継ぎ、​その社是がいまも当社のものづくりと経営の柱となっています。​

天馬グループのパーパスと大切にする価値観

パーパス

人々の本質的な豊かさを
支える

パーパスに込めた思い

私たちは、社是である「信・望・愛」を土台として、人々の生活をより良いものにするために、製品・サービスに込めた想いや、お客様に寄り添う心を大切にした「ものづくり」を磨いてきました。

天馬グループはこれからも、創業時から受け継がれてきた、人々の暮らしをより豊かに、より幸せにすることへの思いを胸に、すべての製品・サービス・事業活動において、人々の本質的な豊かさとは何かを常に考え、行動することで、「人々の本質的な豊かさを支える」企業であり続けます。

大切にする価値観 (Values)

誠実に行動する
私たちは、常に感謝の気持ちを忘れず、すべての仕事に誠実に取り組み、人々の暮らしの中で長く愛される製品と、お客様の期待を超えた感動されるサービスを提供します。
人を大切にする
私たちは、思いやりの心を持ち、お互いを尊重する企業風土の醸成に努めるとともに、楽しく働ける職場環境を築き、活発な意見交換とチームワークによって高い成果をあげる強い組織を目指します。
挑戦を誇りにする
私たちは、環境の変化に適応し、常に挑戦することで未来を切り拓き、失敗しても挑戦したことに誇りを持ち、その失敗から学びを得て成長し続けます。
「なぜ」「どうして」の
好奇心を大切にする
私たちは、好奇心を持って物事を深く考え、多角的な視点から課題解決に挑み、新たな価値を創造し続けます。
限りある資源を大切にする
私たちは、限りある資源を大切にして環境保全に努めることで、地球環境と子ども達の未来に貢献します。

企業行動指針

天馬の役員、社員一人ひとりは、企業理念を具現化するため、次の指針に従い誠実に責任をもって行動します。

1

環境と安全

環境の保全と安全の確保に対し、自主的に取り組みます。

2

変 革

変化をチャンスと捉え、技術の革新に挑戦します。

3

お客様の満足

お客様のご要望に応える最高品質の製品とサービスを提供します。

4

法令遵守

すべての法律と社則を守り、良心に従って行動します。

5

自己実現

自己研鑚に努め、世界に通じるプロフェッショナルを目指します。

6

透明性

社外とのコミュニケーションに努め、会社情報の適正かつタイムリーな開示を心がけます。

7

企業価値の増大

以上の行動指針の実践により、企業価値の増大を目指します。